「3歳なのに、言葉が少ない気がする…」
「まわりの子はもっと話しているのに、うちの子は大丈夫かな?」
そんなふうに不安になることはありませんか?
私も、周りの子と比べて焦ってしまい、
「このままで大丈夫なのかな…」と何度も検索していました。
実際、1ヶ月違いの子と接した時に、その子がとてもしっかり話していたので、
「あれ?私の子はもしかして言葉が少ない?」
と心配になりました。
でも、よく見ると、
言葉は少なくても「伝えよう」としている場面はたくさんありました。
結論からお伝えすると、3歳で言葉が少ない場合でも、発達の途中であることは珍しくありません。
ただし、
「理解はできているか」
「やり取りしようとしているか」
など、“言葉の数以外”にも大切なポイントがあります。
この記事では
- 3歳の言葉の発達の目安
- 言葉が少ない原因
- 様子見でよいケースと相談の目安
- 家庭でできる関わり方
について、実体験も交えながら、やさしくわかりやすくお伝えしていきます。

どうすれば言葉が増えるんだろう。
結論:3歳の言葉は個人差はあるけど、「やり取り」が判断のポイント
3歳で言葉が少ない場合でも、発達の途中であることは少なくありません。
ただし大切なのは「やり取りがあるかどうか」です。
一方で、やり取り自体がほとんどない場合は、一度相談を検討すると安心です。
では、どのようなやり取りがあれば大丈夫なのか、次の章で説明していきます。
3歳で様子見でOKなケース・注意が必要なケース
▶︎「すぐにできる対策を知りたい方はこちら」
様子見でOKなケース
- 呼びかけに反応する
- 簡単なやり取りがある
- ジェスチャーで意思表示できる
我が家でも、
言葉の数だけ見ると、「ちょっと少ない?」と感じる時期もありました。
でも、様子を見ていると
「こっち!」
「やだ!」
とジェスチャーや表情で一生懸命「気持ち」を伝えようとしていて、
そこから少しずつ、やり取りは増えていきました。
注意が必要なケース
- 呼びかけにほとんど反応しない
- やり取りが成立しない
- 指示が通りにくい
言葉の発達はさまざまな要素が関係していますが、実は「気持ち」や「やり取り」もとても大切です。
👉発達の目安を詳しく知りたい方はこちら
👉チェックしたい方はこちら
▶︎ 3歳の言葉チェックリスト
3歳で言葉が少ないと感じるのはどんなとき?
次のような様子があると、「言葉が少ないかもしれない」と感じることがあります。
- 言葉の数が少ない
- 2語文が出ない
- 会話のやり取りが続かない
- ジェスチャー中心で答える
1つでも当てはまると、不安になりますよね。
3歳で言葉が少ないと感じる場合、原因は一つとは限りません。
多くの場合、いくつかの要素が重なっていることがあります。
ここでは、よく見られる原因を詳しく見ていきましょう。
①言葉の発達の個人差
まず大きいのが「発達の個人差」です。
子どもの発達は、大人が思っている以上に差があります。
例えば同じ3歳でも、
- よく会話ができる子
- 単語中心の子
- 言葉がゆっくり増える子
など様々です。
そのため、言葉が少ないと感じても、発達の途中ということも少なくありません。
②聞く言葉の量(言語環境)
言葉の発達には、周りの大人との関わりが大きく影響すると言われています。
子どもは、
- 親との会話
- 遊びの中でのやり取り
- 絵本の読み聞かせ
などを通して言葉を覚えていきます。
例えば、
- 会話の機会が少ない
- 会話より動画を見る時間が長い
- やり取りの機会が少ない
などの場合、言葉を使う機会が少なくなり、言葉の発達に影響することがあります。
もちろんテレビがすぐ悪いわけではありませんが、子どもが実際に言葉を話す経験はとても大切です。
③発音や口の発達がまだ未熟
3歳頃は、まだ発音がはっきりしない子も多い時期です。
例えば、
- 言いたい言葉がうまく言えない
- 発音しにくい音がある
- 言葉が伝わらない
- 宇宙語のような話し方をする
などの様子があると、言葉で伝えることに苦手意識を持つこともあります。
子どもによっては、言い間違いを笑われたと感じると、話すことに少し慎重になることもあります。
我が家でも、私は気をつけていたのですが、夫がそれを知らずに可愛いからと笑ってしまい、その後、少し話すのをためらうように見えたことがあります。
④性格や気質
子どもの性格も言葉の量に関係することがあります。
例えば、
- 慎重なタイプ
- 観察するのが好きな子
- 自分から話すより聞くタイプ
などの子どもは、言葉がゆっくり増えることがあります。
理解はできていても、話す量だけ少ないというケースも珍しくありません。
⑤発達の特性や耳の聞こえ方の問題
まれにですが、
- 聴力の問題
- 発達の特性
- 言語発達の遅れ
などが関係している場合もあります。
そのため、言葉だけではなく
- 名前を呼んだときの反応
- 指差し
- コミュニケーションの様子
などを一緒に見ていくことが大切です。
「言葉が少ない子によく見られる特徴」を次で詳しく見ていきます。
3歳で言葉が少ない子の特徴
3歳で言葉が少ないと感じる子には、いくつか共通して見られる特徴があります。
①単語が中心で会話が少ない
3歳頃になると2〜3語文で話す子も増えますが、
言葉が少ない子の場合は
「ママ」
「これ」
「りんご」
など、単語だけで伝えることが多いことがあります。
会話というより、単語で意思表示している状態です。
②理解はできているが話す言葉が少ない
言葉が少ない子の中には、
・言われたことは理解している
・簡単な指示には従える
という場合もあります。
このように理解はできている場合、
話す言葉がゆっくり増えていくこともあります。
まさに我が子はこのタイプで、話しかけたら頷いてくれることが多いです。
でも、ここからどうしたらもっと言葉が増えるのか日々模索していました。
③ジェスチャーや行動で伝えることが多い
言葉の代わりに
・指差し
・ジェスチャー
・親の手を引く
などで気持ちを伝える子もいます。
幼児期にはよく見られるコミュニケーションの方法です。
④言葉より遊びへの興味が強い
子どもによっては
・体を動かす遊び
・おもちゃ遊び
などに夢中で、言葉の発達がゆっくりになることもあります。
幼児期の言葉の発達は、家庭での関わり方や環境などの影響も受けるといわれています。
👉「うちの子も当てはまるかも…」と感じた方はこちら
3歳で言葉が少ないときはいつまで様子見できる?
一般的に、言葉の発達は4歳頃にかけて大きく伸びると言われています。
なので、3歳で言葉が少なくても成長の途中であることは珍しくありません。
特に、理解ができている・少しずつ言葉が増えている場合は、見守ってよいケースも多いです。
ただし、次のような場合は注意が必要です。
- ほとんど言葉が出ていない
- 理解が難しい
- 会話が成立しない
👉「うちの子は大丈夫?」と不安な方は、チェックリストで確認できます。
▶︎発達チェックはこちら
3歳で言葉が少ないときに家庭でできる関わり方
我が家では、
最初は一定のレベルから、なかなか言葉が増えず、
「どうやったら変わるんだろう…?」と思っていました。
でも、絵本を繰り返し読むうちに、
少しずつまねする言葉が増えていきました。
「どんどこ」など、
繰り返しの言葉がある絵本は、
自然とまねしやすかったです。
▶︎「まず1つ試したい方はこちら」
- 無理に言い直させない
- ゆっくり、はっきり話す
- 会話を止めない
- やさしく聞き返す
- 絵本の読み聞かせ
「家で何をすればいいの?」と感じた方はこちら
具体的な声かけ・遊び・絵本の取り入れ方を、こちらで詳しくまとめています。
よくある質問
Q. 3歳で言葉が少ないのはいつまで様子見?
4歳頃までに増えてくるケースも多いですが、気になる場合は相談がおすすめです。
Q. 市販のおもちゃや教材は必要?
日常の関わりでも十分ですが、補助的に使うのも良い方法です。
まとめ
- 3歳の言葉の発達には大きな個人差がある
- 3歳で言葉が少ない背景には、理解・語彙・経験などが関係している
- 関わり方次第で、少しずつ伸びていくことも多い
焦らず、お子さんのペースを大切にしながら見守っていきましょう。
「今できているやり取り」に目を向けながら、
少しずつ成長を見守っていけると安心です。
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▶3歳の言葉の発達目安
▶3歳の言葉を増やす方法
参考文献
国立特別支援教育総合研究所
https://nire.or.jp/wp-content/uploads/2019/08/397bdcec2e8c1272cb7fac52ad95fe75.pdf
科研費データベース
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-20659361/
小児耳鼻咽喉科学会
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shonijibi/42/1/42_16/_pdf/-char/ja
茨城大学教育実践研究
https://center.edu.ibaraki.ac.jp/doc/rep_kenkyu/ronbun_2021_4_39-52.pdf
LITALICOジュニア
https://junior.litalico.jp/column/article/031/
ベビーパーク
https://www.babypark.jp/column/3-years-old-late-talker/
